TetoRumi’s blog

高1男、小6男、小4女の3人の子育て中、アメリカ駐在5年帰りのお酒大好き飲んだくれママが日々思うこと

長男の高校受験(帰国受験)について その1

小学5年生で渡米、アメリカ現地校に通い、高校1年生で帰国。

これから帰国し、日本の高校受験(帰国受験)をする方には、気をつけなければいけないことがあります。

まず、うちの息子は1月生まれということがあり、アメリカでは、1学年下がる感じとなります。つまり、同じ5年生でも、アメリカ現地校で5th Graderになる子と、6th Grader

になる子がいるわけです。うちの息子は前者でした。それでも、5年生だったのに、現地では小学校の最終学年(Elementary は5th Graderまで)。渡米直後は、ほっとしてました。6th Graderは、現地ではMiddle Schoolなので、勉強がいきなり大変です。でも、5thはまだ、Elementary Schoolなので、小学生でいれるのです。それでも、英語を全く話せない子供たちには、いきなり現地校は酷でした。子供たちが、現地校に慣れるまでのことについては、別の機会に書こうと思います。

さて、最初はラッキーだと思った、この学年。帰国する時に、こんなに苦労するとは!

なんと、帰国時、息子は日本の高校受験の受験資格がないのです。なぜかというと、9年間の日本における義務教育を終了していないから、という理由です。そう!なんと、帰国時に現地の9th Gradeを終了していないと、日本の義務教育を終了していないとみなされてしまうのです。9th Gradeとはアメリカ現地校ではハイスクール1年目。アメリカは日本と違い、学年が切り替わるのが4月ではないため早生まれの息子の場合、3月までに義務教育を終了することができず、入学資格がないのです。帰国受験においてもそうなのです。なので、帰国試験説明会に行くと、「お子さんの受験を考えたら、中三には帰国しないとならない」と言われるのです。帰国して、日本の中学に編入し中学卒業資格を得ないと、高校入学資格がないからです。

え〜〜〜〜!!!そんなバカなことある?って何度も自問自答しましたよ。だから、ちゃんと帰国時のことを考えているママさんたちは、駐在先でも日本の塾に入れて、帰国に備えているのです。そして、中3で母子のみ帰国する。知らなかった〜〜。

息子はすっかりアメリカに馴染み、現地の友達ばかりだったので、1日でも長くアメリカにいたい................私も、日本にまだ帰りたくない。

考えに考えました。で、出た結論、受入校のみに絞る!でした。関東圏には帰国生に理解のある、1校しかありませんでした。落ちたら、次の9月入学を狙う、というシナリオ。しかし駐在が多分終わるであろう私たちには、次の9月までアメリカに入れる保証もなく、もはや、かけの受験。つまり、落ちたら高校浪人もありうる........

このことに気づいてから、息子の勉強に対する考え方が一変しました。もう、あとはない、と。まずは、その高校の推薦入試試験を目指しました。なんせ、その高校は、一般入試だと、偏差値が74もある難関校なのです。

具体的には、その2に続きます。